国立環境研究所は、東北大学と共同で、パーソナルケア製品(抗菌石鹸、制汗剤、香りの強い化粧品、マニキュア、ヘアカラー、日焼け止め)の使用頻度と新生児の先天性腎尿路系異常(CAKUT)との関連は見られないとの調査結果を公表した。既往の研究では、パーソナルケア製品に含まれる内分泌かく乱作用を有する疑いがある物質(フタル酸等)により、新生児の腎尿路系発達を妨げる可能性が指摘されていた。今回、同研究所は、大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査)」データのうち、関連因子のデータに有効な回答が記入されているデータ(86,899人)を用いて、疫学的な手法により解析した。その結果、CAKUTと診断されたのは215名で、妊娠中に、パーソナルケア製品1点使用した群は、不使用の群に比べ、発生頻度は0.48~1.23倍だった。また、2点使用した群(0.60~1.46倍)、3点以上使用した群(0.44~1.06倍)となり、関連は見られなかったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、妊娠期のパーソナルケア製品使用と男児の泌尿器異常との関連について報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/02/14 |
要約 | 国立環境研究所は、東北大学と共同で、パーソナルケア製品(抗菌石鹸、制汗剤、香りの強い化粧品、マニキュア、ヘアカラー、日焼け止め)の使用頻度と新生児の先天性腎尿路系異常(CAKUT)との関連は見られないとの調査結果を公表した。既往の研究では、パーソナルケア製品に含まれる内分泌かく乱作用を有する疑いがある物質(フタル酸等)により、新生児の腎尿路系発達を妨げる可能性が指摘されていた。今回、同研究所は、大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査)」データのうち、関連因子のデータに有効な回答が記入されているデータ(86,899人)を用いて、疫学的な手法により解析した。その結果、CAKUTと診断されたのは215名で、妊娠中に、パーソナルケア製品1点使用した群は、不使用の群に比べ、発生頻度は0.48~1.23倍だった。また、2点使用した群(0.60~1.46倍)、3点以上使用した群(0.44~1.06倍)となり、関連は見られなかったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】東北大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東北大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 先天性腎尿路系異常、国立環境研究所、内分泌かく乱、化粧品、日焼け止め、フタル酸、エコチル調査、子どもの健康と環境に関する全国調査、妊娠、制汗剤 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105443 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/02/19 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28884 |
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