(株)クレハと(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、原子状酸素(AO : Atomic Oxygen)をプラスチック材料表面に照射することにより生じる微細な表面形状変化によって、抗菌活性が発現することを発見した。AOは、国際宇宙ステーションや地球観測衛星の軌道上に多く存在し、プラスチック材料の表面を削り、性能低下の原因となる。これまで、JAXAはその影響や対策について研究を進めていた。2017年、クレハとJAXAは「未来共創会議(JAXA・電通共催、2016年)」を端緒として共同研究を開始。今回、AOを照射したプラスチック表面に対し、日本産業規格(JIS Z 2801)に準拠した評価試験を実施したところ、複数のサンプルで大腸菌、黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性が発現した。この方法は、本来、材料自体に含まれない抗菌剤などを添加せず、材料表面の微細形状を変化させることで抗菌活性が発現できるため、抗菌持続性や耐性菌対策などの安全性の観点において利用範囲の拡大が期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (株)クレハ プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源2】 宇宙航空研究開発機構 プレスリリース・記者会見等 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | クレハとJAXA、抗菌剤を使わずにプラスチックが抗菌性をもつ手法を発見 |
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日付1 |
刊行日: 2020/02/14 |
要約 | (株)クレハと(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、原子状酸素(AO : Atomic Oxygen)をプラスチック材料表面に照射することにより生じる微細な表面形状変化によって、抗菌活性が発現することを発見した。AOは、国際宇宙ステーションや地球観測衛星の軌道上に多く存在し、プラスチック材料の表面を削り、性能低下の原因となる。これまで、JAXAはその影響や対策について研究を進めていた。2017年、クレハとJAXAは「未来共創会議(JAXA・電通共催、2016年)」を端緒として共同研究を開始。今回、AOを照射したプラスチック表面に対し、日本産業規格(JIS Z 2801)に準拠した評価試験を実施したところ、複数のサンプルで大腸菌、黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性が発現した。この方法は、本来、材料自体に含まれない抗菌剤などを添加せず、材料表面の微細形状を変化させることで抗菌活性が発現できるため、抗菌持続性や耐性菌対策などの安全性の観点において利用範囲の拡大が期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(株)クレハ 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)クレハ 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】宇宙航空研究開発機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】宇宙航空研究開発機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 抗菌、プラスチック、JAXA、大腸菌、クレハ、地球観測衛星、原子状酸素、国際宇宙ステーション、未来共創会議、黄色ブドウ球菌 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105482 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/02/25 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28903 |
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