旭化成(株)は、体表面を物理的に冷やす効果があるとされるニットストッキング(以下「冷却ストッキング」)ニット素材の極微構造を特定し、効果発現メカニズムを解明、学術誌へ掲載されたことを発表した。特殊構造を持った冷却ストッキングは、感覚として冷たいと感じる(接触冷感)既製品とは異なり、着用により体表面を物理的に冷やす効果があることは分かっているが、その詳細なメカニズムは十分に調べられていなかについてはこれまで不明だった。今回、同社は、数値流体力学で冷却ストッキング表面に形成される突起構造(リブ)を定量的にモデル化し、リブ表面の自然対流(外部からの働きかけなしに、熱源のみによって生じる流れ)の分析を行った。その結果、冷却効果を発現するのはマイクロメートルスケールのリブであることが明らかとなり、リブからの放熱が自然対流によって促進され冷却効果が発現されることが示されたという。今後、地球温暖化が進行する中で、この成果を活用し、快適な生活を提供できる繊維製品の開発が期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 旭化成(株) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 旭化成、体表面を物理的に冷やすニット素材の構造を特定 |
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日付1 |
刊行日: 2020/04/13 |
要約 | 旭化成(株)は、体表面を物理的に冷やす効果があるとされるニットストッキング(以下「冷却ストッキング」)ニット素材の極微構造を特定し、効果発現メカニズムを解明、学術誌へ掲載されたことを発表した。特殊構造を持った冷却ストッキングは、感覚として冷たいと感じる(接触冷感)既製品とは異なり、着用により体表面を物理的に冷やす効果があることは分かっているが、その詳細なメカニズムは十分に調べられていなかについてはこれまで不明だった。今回、同社は、数値流体力学で冷却ストッキング表面に形成される突起構造(リブ)を定量的にモデル化し、リブ表面の自然対流(外部からの働きかけなしに、熱源のみによって生じる流れ)の分析を行った。その結果、冷却効果を発現するのはマイクロメートルスケールのリブであることが明らかとなり、リブからの放熱が自然対流によって促進され冷却効果が発現されることが示されたという。今後、地球温暖化が進行する中で、この成果を活用し、快適な生活を提供できる繊維製品の開発が期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】旭化成(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】旭化成(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 地球温暖化、放熱、モデル化、ニットストッキング、冷却ストッキング、ニット素材、数値流体力学、突起構造、自然対流 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105989 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/05/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29391 |
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