北海道大学と(国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、約30年前に撮影された動画を活用し、深海生物(タナイス目甲殻類)について自然環境下での行動を明らかにした。通常、潜水調査船による調査で撮影された動画は一定期間保管した後、一般公開される。今回、JAMSTEC「深海映像・画像アーカイブス(J-EDI)」にて公開されていた1992年に沖縄県東方で撮影された動画に映り込んでいたタナイスの行動を分析した。動画で確認できた3個体は、フィリピン東方で二度報告があるだけのGigantapseudes属で、基本的には海底表面を歩いて生活していること、時に隠れ家として穴も用いることが観察された。また3個体は4番目の脚を持ち上げていて、他の脚と形態が異なることからも、歩行以外の目的が考えられた。これら成果は、過去に撮影された動画に映り込んだ貴重な行動によるもので、解像度の高い深海動画の継続的な取得・保管の有効性を示す好事例であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 プレスリリース(研究紹介) 【オンライン情報源2】 海洋研究開発機構 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 北大とJAMSTEC、30年前の動画を活かして深海生物の行動を解明 |
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日付1 |
刊行日: 2020/07/06 |
要約 | 北海道大学と(国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、約30年前に撮影された動画を活用し、深海生物(タナイス目甲殻類)について自然環境下での行動を明らかにした。通常、潜水調査船による調査で撮影された動画は一定期間保管した後、一般公開される。今回、JAMSTEC「深海映像・画像アーカイブス(J-EDI)」にて公開されていた1992年に沖縄県東方で撮影された動画に映り込んでいたタナイスの行動を分析した。動画で確認できた3個体は、フィリピン東方で二度報告があるだけのGigantapseudes属で、基本的には海底表面を歩いて生活していること、時に隠れ家として穴も用いることが観察された。また3個体は4番目の脚を持ち上げていて、他の脚と形態が異なることからも、歩行以外の目的が考えられた。これら成果は、過去に撮影された動画に映り込んだ貴重な行動によるもので、解像度の高い深海動画の継続的な取得・保管の有効性を示す好事例であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】海洋研究開発機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 形態、深海生物、動画、甲殻類、撮影、タナイス目、潜水調査船、深海映像・画像アーカイブス、J-EDI、Gigantapseudes属 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106432 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/07/10 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29795 |
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