国立科学財団(NSF)によると、気候変動によって北極の氷が溶け、北極海で露出される海面が広がっていることから北極海の海水中の二酸化炭素(CO2)が増加する可能性が長年懸念されていたが、国際的な研究チームの調査で、北極海のカナダ海盆の広い範囲でCO2レベルが上昇していることが明らかになった。しかし、一部の地域ではCO2レベルの上昇が緩やかになっており、CO2の生物学的な取り込みなどで上昇を打ち消していることが示唆されている。北極圏のCO2データについては、1994年までの散発的で不定期な航海で得られたものと、2012年以降に大型砕氷船を使って科学者たちが収集した高品質なものがあり、今回の研究ではその両者のデータを組み合わせている。同財団は、大型砕氷船を使って調査を行うこのプロジェクトを2023年まで継続するための助成を行う。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立科学財団(NSF)ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国立科学財団、北極海のカナダ海盆の広い範囲で二酸化炭素レベルが上昇と報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/07/02 |
要約 | 国立科学財団(NSF)によると、気候変動によって北極の氷が溶け、北極海で露出される海面が広がっていることから北極海の海水中の二酸化炭素(CO2)が増加する可能性が長年懸念されていたが、国際的な研究チームの調査で、北極海のカナダ海盆の広い範囲でCO2レベルが上昇していることが明らかになった。しかし、一部の地域ではCO2レベルの上昇が緩やかになっており、CO2の生物学的な取り込みなどで上昇を打ち消していることが示唆されている。北極圏のCO2データについては、1994年までの散発的で不定期な航海で得られたものと、2012年以降に大型砕氷船を使って科学者たちが収集した高品質なものがあり、今回の研究ではその両者のデータを組み合わせている。同財団は、大型砕氷船を使って調査を行うこのプロジェクトを2023年まで継続するための助成を行う。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立科学財団(NSF) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立科学財団(NSF) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | 二酸化炭素、気候変動、北極海、北極、国立科学財団、カナダ海盆、大型砕氷船 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106461 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/07/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=29811 |
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