国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、北米西部で良く見られるダグラスモミ(ベイマツ)は、気温上昇が続くと将来、大気中からの二酸化炭素吸収量が減少し、炭素吸収源として気候変動を遅らせる役には立たなくなることを、年輪の幅と気候の関係性を基にした分析で明らかにした。年輪の幅が狭いことは、樹木が大気から吸収する二酸化炭素の量が少ないことを意味する。ダグラスモミは北米西部の針葉樹林の象徴的な存在であり、ニューメキシコ州南部の山々から、太平洋岸北西部の温帯雨林、ロッキー山脈の極寒の山頂に至るまで、様々な場所に分布している。これまで森林は二酸化炭素を吸収することで気候変動を緩和してきたが、気温が上昇し続けて干ばつによるストレスの影響を受けるようになると、不安定な炭素排出源になる可能性がある。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立科学財団(NSF)ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国立科学財団、樹木のCO2吸収能力が温暖化で低下すると報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/07/07 |
要約 | 国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、北米西部で良く見られるダグラスモミ(ベイマツ)は、気温上昇が続くと将来、大気中からの二酸化炭素吸収量が減少し、炭素吸収源として気候変動を遅らせる役には立たなくなることを、年輪の幅と気候の関係性を基にした分析で明らかにした。年輪の幅が狭いことは、樹木が大気から吸収する二酸化炭素の量が少ないことを意味する。ダグラスモミは北米西部の針葉樹林の象徴的な存在であり、ニューメキシコ州南部の山々から、太平洋岸北西部の温帯雨林、ロッキー山脈の極寒の山頂に至るまで、様々な場所に分布している。これまで森林は二酸化炭素を吸収することで気候変動を緩和してきたが、気温が上昇し続けて干ばつによるストレスの影響を受けるようになると、不安定な炭素排出源になる可能性がある。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立科学財団(NSF) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立科学財団(NSF) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | 炭素排出源、二酸化炭素、気候変動、国立科学財団、炭素吸収源、ダグラスモミ、二酸化炭素吸収量、ベイマツ、針葉樹林、温帯雨林 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106484 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/07/15 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=29839 |
---|