近畿大学、(一財)自然環境研究センターおよび信州大学は、京都府丹後地方の一つの河川だけに生息する絶滅危惧種「タンゴスジシマドジョウ」の遺伝的特徴を明らかにした。同種は、2010年に同大学が発見した新種で、環境省やIUCNのレッドリストにおいて最も絶滅リスクが高い「絶滅危惧IA類」として掲載されている。既往の研究で、同種は4倍体種(染色体数が基本数nの4倍)とされ、また、複数の種の形態学的特徴を合わせもつことから、雑種起源と推定されていた。今回、ミトコンドリアDNAおよび核DNAの解析を行い、同種と交雑が示唆されていたオオシマドジョウのDNA塩基配列には明瞭な違いがあることや、中間的な形質を持つことから雑種と考えられていた個体も、タンゴスジシマドジョウであることが分かった。同種は雑種を起源とするが、現在は独立した種として存在していることが分かり、4倍体種であることから形質変異の幅が広いと考えられるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 近畿大学 NEWS/PR |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 近大など、絶滅危惧種「タンゴスジシマドジョウ」の遺伝的特徴を解明 |
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日付1 |
刊行日: 2020/08/31 |
要約 | 近畿大学、(一財)自然環境研究センターおよび信州大学は、京都府丹後地方の一つの河川だけに生息する絶滅危惧種「タンゴスジシマドジョウ」の遺伝的特徴を明らかにした。同種は、2010年に同大学が発見した新種で、環境省やIUCNのレッドリストにおいて最も絶滅リスクが高い「絶滅危惧IA類」として掲載されている。既往の研究で、同種は4倍体種(染色体数が基本数nの4倍)とされ、また、複数の種の形態学的特徴を合わせもつことから、雑種起源と推定されていた。今回、ミトコンドリアDNAおよび核DNAの解析を行い、同種と交雑が示唆されていたオオシマドジョウのDNA塩基配列には明瞭な違いがあることや、中間的な形質を持つことから雑種と考えられていた個体も、タンゴスジシマドジョウであることが分かった。同種は雑種を起源とするが、現在は独立した種として存在していることが分かり、4倍体種であることから形質変異の幅が広いと考えられるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】近畿大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】近畿大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】(一財)自然環境研究センター 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(一財)自然環境研究センター 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】信州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】信州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | オオシマドジョウ、絶滅危惧種、近畿大学、塩基配列、ミトコンドリアDNA、核DNA、雑種、タンゴスジシマドジョウ、4倍体種、形態学的特徴 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106940 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/09/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30230 |
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