世界気象機関(WMO)は、ロックダウンで世界経済が減速したにもかかわらず、温室効果ガス(GHG)を抑制するには至っておらず、2019年の二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化二窒素の濃度はいずれも過去最高になったと報告した。初期的な推定では、2020年の世界全体の年間CO2排出量はロックダウンに伴って4.2~7.5%削減する見込みだが、地球規模で見れば大気中のCO2濃度は下がらない。年間0.08~0.23ppmと増加ペースはわずかに減少するが、年間の自然変動(1ppm)の範囲内であるため、ロックダウンによる影響は短期的には自然変動と区別できない。2019年の大気中のCO2レベルは、産業革命前の278ppmの148%増となる410.5ppmまで増加した。過去10年間で排出されたCO2の約44%が大気中に残り、23%が海洋に吸収され、29%が陸地に吸収された。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO)プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関、ロックダウンにもかかわらず温室効果ガス濃度は上昇と報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/11/13 |
要約 | 世界気象機関(WMO)は、ロックダウンで世界経済が減速したにもかかわらず、温室効果ガス(GHG)を抑制するには至っておらず、2019年の二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化二窒素の濃度はいずれも過去最高になったと報告した。初期的な推定では、2020年の世界全体の年間CO2排出量はロックダウンに伴って4.2~7.5%削減する見込みだが、地球規模で見れば大気中のCO2濃度は下がらない。年間0.08~0.23ppmと増加ペースはわずかに減少するが、年間の自然変動(1ppm)の範囲内であるため、ロックダウンによる影響は短期的には自然変動と区別できない。2019年の大気中のCO2レベルは、産業革命前の278ppmの148%増となる410.5ppmまで増加した。過去10年間で排出されたCO2の約44%が大気中に残り、23%が海洋に吸収され、29%が陸地に吸収された。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | ロックダウン、二酸化炭素、世界気象機関、温室効果ガス、大気、海洋、メタン、一酸化二窒素、自然変動、陸地 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107598 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/12/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=30771 |
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