鹿児島大学は、沖縄の深海に生息する新種のハゼ科魚類を発見し、特徴などとともに国際学術誌に発表した。同大学は、2018年に沖縄本島沖の深さ250m地点にバスケットトラップ(籠に石などを詰めた仕掛け)を設置したところ、採取されたハゼ科魚類が、Egglestonichthys属の魚類であることが識別された。この魚は、全長2.5 cmほどの小型のハゼで、明るい黄色のジグザグ模様に加え、眼が大きく、両眼の間隔が狭いこと、胸鰭の鰭条数が少ないことなどの特徴を有す。沿岸部の深海から小型の底生魚を採集することが困難であったため、追加の日本の標本は採集できなかったが、この標本は、他の同属魚類とは形質が大きく異なることから、新種Egglestonichthys fulmenとして、特徴的な雷のような模様に因み、ライテイハゼとの和名を付して発表された。この発見は深海域における魚類多様性の解明に向けた貴重な知見になるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 鹿児島大学 トピックス |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 鹿児島大、沖縄の深海から新種のハゼ科魚類を発見 |
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日付1 |
刊行日: 2020/12/24 |
要約 | 鹿児島大学は、沖縄の深海に生息する新種のハゼ科魚類を発見し、特徴などとともに国際学術誌に発表した。同大学は、2018年に沖縄本島沖の深さ250m地点にバスケットトラップ(籠に石などを詰めた仕掛け)を設置したところ、採取されたハゼ科魚類が、Egglestonichthys属の魚類であることが識別された。この魚は、全長2.5 cmほどの小型のハゼで、明るい黄色のジグザグ模様に加え、眼が大きく、両眼の間隔が狭いこと、胸鰭の鰭条数が少ないことなどの特徴を有す。沿岸部の深海から小型の底生魚を採集することが困難であったため、追加の日本の標本は採集できなかったが、この標本は、他の同属魚類とは形質が大きく異なることから、新種Egglestonichthys fulmenとして、特徴的な雷のような模様に因み、ライテイハゼとの和名を付して発表された。この発見は深海域における魚類多様性の解明に向けた貴重な知見になるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】鹿児島大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】鹿児島大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 魚類多様性、深海、魚類、新種、鹿児島大学、沖縄本島、ハゼ科、バスケットトラップ、胸鰭、ライテイハゼ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107871 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/01/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=31001 |
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