ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2020年における国内の大気汚染測定データの暫定分析結果を発表した。二酸化窒素(NO2)の環境基準値は年間平均40µg/m3であり、2019年は測定地点の21%で基準を超えていたが、2020年に基準を超えたのは約3~4%と大きく改善した。2019年にNO2の基準値を超えたのは25都市であったのに対し、2020年は10都市を下回った。近年、大気質は改善が続いているが、この基準は1999年に採択され、2010年には準拠できているはずであった。しかし、新車で登録されたディーゼル車が基準値を守れるようになったのはつい最近であり、ここ10年ほど大気質が改善できなかった最大の原因となっていた。車両側の改善で約3µg/m3のNO2が削減されたのに加えて、速度制限や乗り入れの禁止、さらにはロックダウンの影響なども改善に寄与した。2020年は粒子状汚染物質も最も低いレベルとなったが、この基準値は20年以上前のものであるため、最新の科学的知見に合わせて調整する必要がある。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ドイツ連邦環境庁(UBA)プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ドイツ連邦環境庁、2020年の大気汚染の測定結果を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2021/02/16 |
要約 | ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2020年における国内の大気汚染測定データの暫定分析結果を発表した。二酸化窒素(NO2)の環境基準値は年間平均40µg/m3であり、2019年は測定地点の21%で基準を超えていたが、2020年に基準を超えたのは約3~4%と大きく改善した。2019年にNO2の基準値を超えたのは25都市であったのに対し、2020年は10都市を下回った。近年、大気質は改善が続いているが、この基準は1999年に採択され、2010年には準拠できているはずであった。しかし、新車で登録されたディーゼル車が基準値を守れるようになったのはつい最近であり、ここ10年ほど大気質が改善できなかった最大の原因となっていた。車両側の改善で約3µg/m3のNO2が削減されたのに加えて、速度制限や乗り入れの禁止、さらにはロックダウンの影響なども改善に寄与した。2020年は粒子状汚染物質も最も低いレベルとなったが、この基準値は20年以上前のものであるため、最新の科学的知見に合わせて調整する必要がある。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ドイツ連邦環境庁(UBA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | 環境基準値、大気汚染、ディーゼル車、ドイツ連邦環境庁、二酸化窒素、科学的知見、大気質、粒子状汚染物質、大気汚染測定データ、ロックダウン |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 108394 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2021/02/25 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=31339 |
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