北海道大学、慶應義塾大学および国立極地研究所の研究グループは、南極・昭和基地周辺の海岸の砂の中から新種の海産センチュウ2種を発見した。センチュウ(線虫)は食中毒や土壌病害をもたらす寄生虫ととらえられているが、寄生せずに自由生活を営む種が多く、海域に生息する種も見つかっている。同研究グループは、2015年から同地において「海産自活性センチュウの多様性解明プロジェクト」を開始し、2017年と2019年にそれぞれ1種ずつ、新種を報告している。今回、昭和基地周辺のラングホブデの海岸にて沿岸砂を採取し、採集したセンチュウの形態を詳細観察したところ、未記載種2種が見出された。同プロジェクトとしては3報目、同時に2種(累計:4種)の新種報告実績となる。今後は、より広い地域・水深帯で調査を行い、さらなる未報告種の発見を通じて、同地に生息する海産無脊椎動物の多様性解明に取り組んでいくという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 TOPICS 【オンライン情報源2】 慶應義塾大学 プレスリリース 【オンライン情報源3】 国立極地研究所 研究成果・トピックス |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 北大など、昭和基地周辺で新種のセンチュウを発見 |
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日付1 |
刊行日: 2021/04/21 |
要約 | 北海道大学、慶應義塾大学および国立極地研究所の研究グループは、南極・昭和基地周辺の海岸の砂の中から新種の海産センチュウ2種を発見した。センチュウ(線虫)は食中毒や土壌病害をもたらす寄生虫ととらえられているが、寄生せずに自由生活を営む種が多く、海域に生息する種も見つかっている。同研究グループは、2015年から同地において「海産自活性センチュウの多様性解明プロジェクト」を開始し、2017年と2019年にそれぞれ1種ずつ、新種を報告している。今回、昭和基地周辺のラングホブデの海岸にて沿岸砂を採取し、採集したセンチュウの形態を詳細観察したところ、未記載種2種が見出された。同プロジェクトとしては3報目、同時に2種(累計:4種)の新種報告実績となる。今後は、より広い地域・水深帯で調査を行い、さらなる未報告種の発見を通じて、同地に生息する海産無脊椎動物の多様性解明に取り組んでいくという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】慶應義塾大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】慶應義塾大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】国立極地研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立極地研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 海産無脊椎動物、南極、昭和基地、多様性、未記載種、海産センチュウ、海産自活性センチュウ、ラングホブデ、沿岸砂、新種報告 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 108868 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/04/22 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=31645 |
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