滋賀県は、琵琶湖環境科学研究センターの調査により琵琶湖北湖で「全層循環」が確認されたことを公表した。「全層循環」とは、春季から初冬にかけて低下している底層DO(溶存酸素量)が、冬の水温低下と季節風の影響により、水深の浅いところから徐々に循環が起こり、表層から底層で水温やDOなどの水質が均一になる現象。北湖今津沖の第一湖盆(水深約90m地点)では、例年1月下旬から2月にかけて「全層循環」が確認されているが、平成30年度は調査開始以降初めて「全層循環」が確認できず、令和元年度も確認できていなかった。令和3年度は、12月に大雪が降るなど冬の冷え込みが厳しく、琵琶湖の水が十分に冷やされたことに起因し「全層循環」が確認されたと考えられている。また、令和4年1月28日に実施した水中ロボット(ROV)の調査では、水深90m地点において、生物の死亡個体は見られず、イサザ、ホンモロコ、スジエビなどの生物が見られ、低層においても酸素が行き届き、生物が暮らせる環境であることが確認されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 滋賀県 県政eしんぶん |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 滋賀県、琵琶湖北湖における「全層循環」を確認 |
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日付1 |
刊行日: 2022/02/01 |
要約 | 滋賀県は、琵琶湖環境科学研究センターの調査により琵琶湖北湖で「全層循環」が確認されたことを公表した。「全層循環」とは、春季から初冬にかけて低下している底層DO(溶存酸素量)が、冬の水温低下と季節風の影響により、水深の浅いところから徐々に循環が起こり、表層から底層で水温やDOなどの水質が均一になる現象。北湖今津沖の第一湖盆(水深約90m地点)では、例年1月下旬から2月にかけて「全層循環」が確認されているが、平成30年度は調査開始以降初めて「全層循環」が確認できず、令和元年度も確認できていなかった。令和3年度は、12月に大雪が降るなど冬の冷え込みが厳しく、琵琶湖の水が十分に冷やされたことに起因し「全層循環」が確認されたと考えられている。また、令和4年1月28日に実施した水中ロボット(ROV)の調査では、水深90m地点において、生物の死亡個体は見られず、イサザ、ホンモロコ、スジエビなどの生物が見られ、低層においても酸素が行き届き、生物が暮らせる環境であることが確認されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】滋賀県 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】滋賀県 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | スジエビ、DO、琵琶湖環境科学研究センター、琵琶湖、全層循環、溶存酸素量、ROV、水中ロボット、イサザ、ホンモロコ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 111465 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2022/02/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=33213 |
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