政府は、アゼルバイジャンで開催中の気候変動枠組条約COP29において、「NDC実施と透明性向上に向けた共同行動(イニシアティブ)」を発表した。浅尾環境大臣は、日本の気候変動対策の一環として、このイニシアティブを紹介した。各国がNDC(国別決定貢献)に基づき緩和の取組を着実に実施し、透明性を確保してその実施状況を世界と共有できるよう、国際的な協力の下での共同行動を促進することが目的である。
──イニシアティブは、シナジーアプローチ、市場メカニズムを通じた緩和の拡大、世界の透明性向上の3つの柱から成り立っている。シナジーアプローチでは、ネットゼロ、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブを同時に実現する統合的アプローチを推進し、2030年までに少なくとも100箇所の先行地域でネットゼロを実現することを目指す。市場メカニズムを通じた緩和の拡大では、パリ協定6条に基づく質の高い炭素市場の構築と、脱炭素技術に対する民間資金の動員を促進する。世界の透明性向上では、BTR(隔年透明性報告書)を通じて各国の緩和取組の透明性を確保し、GOSATの衛星技術を活用してGHGインベントリの質を向上させる。──イニシアティブの公表により、日本は国際的な協力を強化し、気候変動対策の実効性を高めることを目指している。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境省 報道発表資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 政府、COP29でイニシアティブ発表~GOSATの活用などを強調 |
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日付1 |
刊行日: 2024/11/18 |
要約 |
政府は、アゼルバイジャンで開催中の気候変動枠組条約COP29において、「NDC実施と透明性向上に向けた共同行動(イニシアティブ)」を発表した。浅尾環境大臣は、日本の気候変動対策の一環として、このイニシアティブを紹介した。各国がNDC(国別決定貢献)に基づき緩和の取組を着実に実施し、透明性を確保してその実施状況を世界と共有できるよう、国際的な協力の下での共同行動を促進することが目的である。 ──イニシアティブは、シナジーアプローチ、市場メカニズムを通じた緩和の拡大、世界の透明性向上の3つの柱から成り立っている。シナジーアプローチでは、ネットゼロ、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブを同時に実現する統合的アプローチを推進し、2030年までに少なくとも100箇所の先行地域でネットゼロを実現することを目指す。市場メカニズムを通じた緩和の拡大では、パリ協定6条に基づく質の高い炭素市場の構築と、脱炭素技術に対する民間資金の動員を促進する。世界の透明性向上では、BTR(隔年透明性報告書)を通じて各国の緩和取組の透明性を確保し、GOSATの衛星技術を活用してGHGインベントリの質を向上させる。──イニシアティブの公表により、日本は国際的な協力を強化し、気候変動対策の実効性を高めることを目指している。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】環境省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】環境省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | BTR、市場メカニズム、パリ協定、NDC、気候変動対策、GHGインベントリ、共同行動、シナジーアプローチ、COP29、透明性向上 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 122232 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2024/11/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=37237 |
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