東邦大学などの研究グループは、日本近海のマンボウ類2種を対象に寄生虫調査を行い、複数の吸虫種を確認するとともに、新種4種の存在を明らかにした(掲載誌:Systematic Parasitology)。
マンボウ類は国際的な保全評価で減少傾向が指摘されている魚種であり、その生態や関連する生物相の理解は保全上の課題とされてきた。一方、寄生虫は宿主生態と密接に結び付いており、特定の宿主に依存する種も少なくない。
本研究では、形態観察と遺伝子解析により吸虫類を同定し、寄生虫相を体系的に整理した。対象とした宿主はいずれも形態情報と遺伝子情報の両面から種同定されており、過去の記録では曖昧だった宿主―寄生体対応が明確化された。
その結果、日本近海産マンボウ類から5属10種の吸虫が確認され、このうち4種は未記載種であることが分かった。宿主魚が減少した場合、これらの寄生虫も同時に生息環境を失う可能性がある点が示唆される。寄生虫はしばしば注目されにくい存在だが、生態系の完整性を評価する情報源として重要である。
研究グループは、「寄生虫相の把握は宿主種の保全状況を多面的に評価する基盤になる」と述べている。今後は、より多くの宿主個体や海域を対象とした調査を進める方針である。
| 情報源 |
【オンライン情報源1】 東邦大学 プレスリリース |
|---|---|
| 配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
| タイトル | マンボウ類の寄生虫相:東邦大ら、現行分類での全体像を提示 |
|---|---|
| 日付1 |
刊行日: 2026/01/20 |
| 要約 |
東邦大学などの研究グループは、日本近海のマンボウ類2種を対象に寄生虫調査を行い、複数の吸虫種を確認するとともに、新種4種の存在を明らかにした(掲載誌:Systematic Parasitology)。<br> マンボウ類は国際的な保全評価で減少傾向が指摘されている魚種であり、その生態や関連する生物相の理解は保全上の課題とされてきた。一方、寄生虫は宿主生態と密接に結び付いており、特定の宿主に依存する種も少なくない。<br> 本研究では、形態観察と遺伝子解析により吸虫類を同定し、寄生虫相を体系的に整理した。対象とした宿主はいずれも形態情報と遺伝子情報の両面から種同定されており、過去の記録では曖昧だった宿主―寄生体対応が明確化された。<br> その結果、日本近海産マンボウ類から5属10種の吸虫が確認され、このうち4種は未記載種であることが分かった。宿主魚が減少した場合、これらの寄生虫も同時に生息環境を失う可能性がある点が示唆される。寄生虫はしばしば注目されにくい存在だが、生態系の完整性を評価する情報源として重要である。<br>研究グループは、「寄生虫相の把握は宿主種の保全状況を多面的に評価する基盤になる」と述べている。今後は、より多くの宿主個体や海域を対象とした調査を進める方針である。 |
| 目的 | ニュースリリース等の配信 |
| 状態 | 完成 |
| 問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東邦大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東邦大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
| 分野 | 自然環境 |
| 種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
| 場所 | アジア:日本 |
| キーワード | 日本近海、生物多様性、新種、海洋生態系、生態学、吸虫、保全評価、宿主寄生関係、分類更新、分類学的再整理 |
| 言語1 | 日本語 |
| 文字集合1 | utf8 |
| 主題分類 | 環境 |
| ファイル識別子 | 126318 |
|---|---|
| 言語 | 日本語 |
| 文字集合 | |
| 親識別子 | |
| 階層レベル | 非地理データ集合 |
| 階層レベル名 | 国内ニュース |
| 日付 | 2026/01/21 |
| メタデータ標準の名称 | JMP |
| メタデータ標準の版 | 2.0 |
| 国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=38604 |
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