東京大学大気海洋研究所は、同学、国立環境研究所、海洋研究開発機構、気象庁気象研究所との共同研究グループが、全球気候モデルMIROC5を用いて、2000年以降の地球全体の気温上昇の停滞状態(ハイエイタス)の再現に成功したと発表した。20世紀後半以降、地球全体の地表気温は上昇の傾向を示しており、2001年以降の10年間の平均気温は、1961~1990年の平均に比べて約0.5℃高くなっている。しかし、21世紀に入ってからの気温上昇率は10年あたり0.03℃とほぼ横ばいの状態を示しており、こうした温暖化の停滞状態はハイエイタスと呼ばれている。今回、ハイエイタスの再現により、気候の内部変動の地球全体の気温変化に対する寄与は、1980~2010年までの各年代で47%、38%、27%と無視できない大きさであることが分かった。地球全体の気温変化における気候内部変動の寄与は、人為起源の温暖化が顕著になるにつれて減少しており、今後温暖化が進めば、この割合はさらに小さくなると示唆されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大気海洋研究所 学術ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東京大学大気海洋研究所など、2000年代の気温変化の3割は自然の変動が要因と発表 |
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日付1 |
刊行日: 2014/09/01 |
要約 | 東京大学大気海洋研究所は、同学、国立環境研究所、海洋研究開発機構、気象庁気象研究所との共同研究グループが、全球気候モデルMIROC5を用いて、2000年以降の地球全体の気温上昇の停滞状態(ハイエイタス)の再現に成功したと発表した。20世紀後半以降、地球全体の地表気温は上昇の傾向を示しており、2001年以降の10年間の平均気温は、1961~1990年の平均に比べて約0.5℃高くなっている。しかし、21世紀に入ってからの気温上昇率は10年あたり0.03℃とほぼ横ばいの状態を示しており、こうした温暖化の停滞状態はハイエイタスと呼ばれている。今回、ハイエイタスの再現により、気候の内部変動の地球全体の気温変化に対する寄与は、1980~2010年までの各年代で47%、38%、27%と無視できない大きさであることが分かった。地球全体の気温変化における気候内部変動の寄与は、人為起源の温暖化が顕著になるにつれて減少しており、今後温暖化が進めば、この割合はさらに小さくなると示唆されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学大気海洋研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大気海洋研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】(独)国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(独)国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】気象庁気象研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁気象研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 国立環境研究所、気候モデル、気候、気温上昇、地球温暖化、海洋研究開発機構、東京大学大気海洋研究所、MIROC、気象庁気象研究所 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 81662 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2014/09/04 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=14308 |
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