国立極地研究所は、第56次日本南極地域観測隊において、九州大学と福岡大学の共同開発による無人観測航空機が、高度22kmの南極成層圏エアロゾルサンプルの回収に成功したと発表した。大気中に浮遊しているエアロゾルの濃度分布や形成物質の種類を、様々な場所や高度で調べると、地球大気の循環や、物質の移動・反応の状態を知ることができる。これは、地球温暖化やオゾンホールの仕組の解明や、今後の予測を行う上で重要な手がかりとなる。研究グループでは、気球分離型無人観測航空機を開発し、2013年に南極で高度10kmまでのエアロゾル観測とサンプルの回収に成功した。今回、同機に改良を加えたフェニックスS1号機により、高度22kmのエアロゾルサンプルの回収、高度23kmのエアロゾル濃度測定に成功した。この成果により、無人観測航空機による観測は、通常行われている自由気球を使った方法よりも安価で、自由気球と同様の実用的な観測高度到達能力を持ち、さらに自由気球では困難な観測機器およびサンプルの回収が容易にできることが示されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立極地研究所 プレスリリース 【オンライン情報源2】 九州大学 プレスリリース(PDF:765KB) 【オンライン情報源3】 福岡大学 ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 無人観測航空機、高度22kmの南極成層圏エアロゾルのサンプルリターンに成功 |
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日付1 |
刊行日: 2015/03/13 |
要約 | 国立極地研究所は、第56次日本南極地域観測隊において、九州大学と福岡大学の共同開発による無人観測航空機が、高度22kmの南極成層圏エアロゾルサンプルの回収に成功したと発表した。大気中に浮遊しているエアロゾルの濃度分布や形成物質の種類を、様々な場所や高度で調べると、地球大気の循環や、物質の移動・反応の状態を知ることができる。これは、地球温暖化やオゾンホールの仕組の解明や、今後の予測を行う上で重要な手がかりとなる。研究グループでは、気球分離型無人観測航空機を開発し、2013年に南極で高度10kmまでのエアロゾル観測とサンプルの回収に成功した。今回、同機に改良を加えたフェニックスS1号機により、高度22kmのエアロゾルサンプルの回収、高度23kmのエアロゾル濃度測定に成功した。この成果により、無人観測航空機による観測は、通常行われている自由気球を使った方法よりも安価で、自由気球と同様の実用的な観測高度到達能力を持ち、さらに自由気球では困難な観測機器およびサンプルの回収が容易にできることが示されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立極地研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立極地研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】福岡大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】福岡大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 福岡大学、地球温暖化、九州大学、エアロゾル、南極、観測、オゾンホール、航空機、大気循環、国立極地研究所 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 83904 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/03/17 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=15657 |
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