新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、海洋エネルギー技術研究開発プロジェクトの一環として、空気タービン式波力発電システムを開発し、山形県酒田港の護岸で実証試験を開始したと発表した。海洋エネルギー(海洋温度差、波力、潮力、海流等)発電技術は、欧米を中心として活発な技術開発が行われている。そのうち、波力発電は、事業採算性を有した事業として自立するに至っておらず、発電効率及び設備の耐久性の、より一層の向上、監視システム及び制御システムの高度化などが必要な状況である。今回実証試験を開始するシステムは、振動水柱型空気タービン方式の発電装置で、波の振動を空気の流れに変換(一次変換)した後、空気の流れによってタービンを回転することで発電(二次変換)する。実証試験では、最大15kW級の規模で半年程度の実証試験を予定している。NEDOでは、波力発電システムの実現につなげると共に、既存の防波堤などに後付けが可能なシステムとして建造・設置コストの低減化を目指すという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NEDO、山形県酒田港で波力発電の実証試験を開始 |
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日付1 |
刊行日: 2015/04/17 |
要約 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、海洋エネルギー技術研究開発プロジェクトの一環として、空気タービン式波力発電システムを開発し、山形県酒田港の護岸で実証試験を開始したと発表した。海洋エネルギー(海洋温度差、波力、潮力、海流等)発電技術は、欧米を中心として活発な技術開発が行われている。そのうち、波力発電は、事業採算性を有した事業として自立するに至っておらず、発電効率及び設備の耐久性の、より一層の向上、監視システム及び制御システムの高度化などが必要な状況である。今回実証試験を開始するシステムは、振動水柱型空気タービン方式の発電装置で、波の振動を空気の流れに変換(一次変換)した後、空気の流れによってタービンを回転することで発電(二次変換)する。実証試験では、最大15kW級の規模で半年程度の実証試験を予定している。NEDOでは、波力発電システムの実現につなげると共に、既存の防波堤などに後付けが可能なシステムとして建造・設置コストの低減化を目指すという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | NEDO、実証試験、海洋エネルギー、波力発電、山形県、酒田港 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 84314 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/04/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=15992 |
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