物質・材料研究機構(NIMS)は、シリコンのナノ粒子を塗布するだけで太陽電池変換効率の向上に成功したと発表した。現在、太陽電池材料の主流はシリコンであるが、さらなるコスト削減と変換効率の向上を目指して、シリコンの使用量を格段に減らせるシリコンナノワイヤを用いた太陽電池が注目を集めている。今回、研究グループでは、特殊な材料および構造を使用することなく、表面がある種の分子で終端処理された直径5nm以下のシリコンナノ粒子を、シリコンナノワイヤ型の太陽電池表面に塗布することで、簡単に変換効率を向上させる方法を開発した。実験では、これまで10%程度であった変換効率を最大で12.9%まで向上させることができた。この方法は、シリコンを中心として環境にやさしい物質で実現可能で、さらにシリコンナノワイヤ型だけでなく、現在使用されている一般的なシリコン系の太陽電池にも簡単に応用できる。今後は、シリコンナノ粒子のサイズおよび表面を終端する分子種の最適化を行うことにより、変換効率向上の更なる効率化を目指すという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 物質・材料研究機構(NIMS) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NIMS、シリコンのナノ粒子を塗布するだけで太陽電池変換効率の向上に成功 |
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日付1 |
刊行日: 2015/07/29 |
要約 | 物質・材料研究機構(NIMS)は、シリコンのナノ粒子を塗布するだけで太陽電池変換効率の向上に成功したと発表した。現在、太陽電池材料の主流はシリコンであるが、さらなるコスト削減と変換効率の向上を目指して、シリコンの使用量を格段に減らせるシリコンナノワイヤを用いた太陽電池が注目を集めている。今回、研究グループでは、特殊な材料および構造を使用することなく、表面がある種の分子で終端処理された直径5nm以下のシリコンナノ粒子を、シリコンナノワイヤ型の太陽電池表面に塗布することで、簡単に変換効率を向上させる方法を開発した。実験では、これまで10%程度であった変換効率を最大で12.9%まで向上させることができた。この方法は、シリコンを中心として環境にやさしい物質で実現可能で、さらにシリコンナノワイヤ型だけでなく、現在使用されている一般的なシリコン系の太陽電池にも簡単に応用できる。今後は、シリコンナノ粒子のサイズおよび表面を終端する分子種の最適化を行うことにより、変換効率向上の更なる効率化を目指すという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】物質・材料研究機構(NIMS) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】物質・材料研究機構(NIMS) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 太陽電池、物質・材料研究機構、シリコン、変換効率、NIMS、塗布 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 85971 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/07/30 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=16794 |
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