新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、石炭火力発電から排出されるCO2を一層削減するためのCO2分離型化学燃焼石炭利用技術(ケミカルルーピング技術)の開発に着手すると発表した。現在、石炭の燃焼排ガスあるいは石炭ガス化プラントの石炭ガス化ガス中からのCO2の分離・回収技術の開発が進められているが、CO2分離・回収工程において多くのエネルギー損失が発生することが課題となっている。今回開発に着手する「ケミカルルーピング技術」は、酸素キャリアによる石炭の酸化反応により、CO2のみを排出させる技術で、CO2分離・回収装置もしくは空気分離装置が不要となるため、CO2分離・回収コスト低減が期待される。また、流動床燃焼を用いるため、中小規模の石炭火力発電に適し、微粉炭燃焼では使いにくい低品位炭やバイオマスを使えるという特長を有している。2020年代後半以降に同技術を確立し、CO2分離・回収コスト1,000円台/t-CO2のCO2分離型化学燃焼石炭火力発電システムの実用化を目指すという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース 【オンライン情報源2】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NEDO、CO2分離型化学燃焼石炭利用技術の開発に着手 |
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日付1 |
刊行日: 2015/10/14 |
要約 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、石炭火力発電から排出されるCO2を一層削減するためのCO2分離型化学燃焼石炭利用技術(ケミカルルーピング技術)の開発に着手すると発表した。現在、石炭の燃焼排ガスあるいは石炭ガス化プラントの石炭ガス化ガス中からのCO2の分離・回収技術の開発が進められているが、CO2分離・回収工程において多くのエネルギー損失が発生することが課題となっている。今回開発に着手する「ケミカルルーピング技術」は、酸素キャリアによる石炭の酸化反応により、CO2のみを排出させる技術で、CO2分離・回収装置もしくは空気分離装置が不要となるため、CO2分離・回収コスト低減が期待される。また、流動床燃焼を用いるため、中小規模の石炭火力発電に適し、微粉炭燃焼では使いにくい低品位炭やバイオマスを使えるという特長を有している。2020年代後半以降に同技術を確立し、CO2分離・回収コスト1,000円台/t-CO2のCO2分離型化学燃焼石炭火力発電システムの実用化を目指すという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDO、CO2排出量、石炭火力発電、CO2回収、技術、CO2分離 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 86931 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/10/15 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17329 |
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