東北大学は、極めて細い酸化セリウムナノロッドを高収率で作製することに成功したと発表した。酸化セリウムは、酸化雰囲気下では酸素を取り込み、還元雰囲気下では酸素を供給する酸素吸蔵放出能を示す。このため、酸化セリウム系材料は、自動車の排気ガス浄化触媒の助触媒として広く利用されているが、低温下ではその機能が大きく低下することが知られている。近年、ガソリン車の飛躍的な燃費の向上やハイブリッド車の普及により、排気ガスを低温下で浄化する必要性が高まっていた。今回研究グループでは、セリウムアルミニウム合金を70℃のアルカリ水溶液に浸漬するという非常に簡便な手法を用いることで、200℃以下の低温域で酸素吸蔵放出能を示すナノロッド材料を開発することに成功した。これにより、同研究は低温条件下における排気ガス浄化触媒の機能性向上に利用できる可能性がある。また、この作製手法は他の金属酸化物のナノ材料化への応用も期待されることから、ナノテクノロジー研究の発展に大きく道を開くものであるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構 プレスリリース 【オンライン情報源2】 東北大学 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東北大、低温条件下で酸素吸蔵放出能を示す酸化セリウムナノロッド材料を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2015/12/14 |
要約 | 東北大学は、極めて細い酸化セリウムナノロッドを高収率で作製することに成功したと発表した。酸化セリウムは、酸化雰囲気下では酸素を取り込み、還元雰囲気下では酸素を供給する酸素吸蔵放出能を示す。このため、酸化セリウム系材料は、自動車の排気ガス浄化触媒の助触媒として広く利用されているが、低温下ではその機能が大きく低下することが知られている。近年、ガソリン車の飛躍的な燃費の向上やハイブリッド車の普及により、排気ガスを低温下で浄化する必要性が高まっていた。今回研究グループでは、セリウムアルミニウム合金を70℃のアルカリ水溶液に浸漬するという非常に簡便な手法を用いることで、200℃以下の低温域で酸素吸蔵放出能を示すナノロッド材料を開発することに成功した。これにより、同研究は低温条件下における排気ガス浄化触媒の機能性向上に利用できる可能性がある。また、この作製手法は他の金属酸化物のナノ材料化への応用も期待されることから、ナノテクノロジー研究の発展に大きく道を開くものであるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東北大学原子分子材料科学高等研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東北大学原子分子材料科学高等研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】東北大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東北大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 東北大学、排気ガス、低温、大気浄化、酸化セリウム、酸素吸蔵 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 87799 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/12/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17742 |
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