産業技術総合研究所は、圧縮機を用いないで、ギ酸から高圧水素を連続的に供給する技術を開発したと発表した。高圧水素製造時の圧縮プロセスの省エネルギー化や低コスト化は、水素ステーションの設置だけでなく、水素供給の観点からも、水素利用の社会普及に大きな影響を及ぼすものであり、省エネルギーで低コストの高圧水素製造技術の実現が切望されている。今回開発した技術では、イリジウム錯体を触媒に用いて、水素キャリアであるギ酸を水素と二酸化炭素(CO2)に分解する化学反応によって、圧縮機を使わずに簡単に40MPa以上の高圧水素を連続的に発生できる。また、精製する水素とCO2が高圧であることを利用して、そのままCO2を液化させて気体の水素と分離して高圧水素を製造できる。さらに、理論上化学反応だけで200MPa以上の高圧水素が得られるため、燃料電池自動車等への高圧水素(70MPa)の供給も十分可能で、将来、水素ステーション構築の大幅なコストダウンが図れると期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 産業技術総合研究所 研究成果 【オンライン情報源2】 科学技術振興機構(JST) 共同発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 産総研、圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2015/12/11 |
要約 | 産業技術総合研究所は、圧縮機を用いないで、ギ酸から高圧水素を連続的に供給する技術を開発したと発表した。高圧水素製造時の圧縮プロセスの省エネルギー化や低コスト化は、水素ステーションの設置だけでなく、水素供給の観点からも、水素利用の社会普及に大きな影響を及ぼすものであり、省エネルギーで低コストの高圧水素製造技術の実現が切望されている。今回開発した技術では、イリジウム錯体を触媒に用いて、水素キャリアであるギ酸を水素と二酸化炭素(CO2)に分解する化学反応によって、圧縮機を使わずに簡単に40MPa以上の高圧水素を連続的に発生できる。また、精製する水素とCO2が高圧であることを利用して、そのままCO2を液化させて気体の水素と分離して高圧水素を製造できる。さらに、理論上化学反応だけで200MPa以上の高圧水素が得られるため、燃料電池自動車等への高圧水素(70MPa)の供給も十分可能で、将来、水素ステーション構築の大幅なコストダウンが図れると期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】科学技術振興機構(JST) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】科学技術振興機構(JST) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 燃料電池自動車、産業技術総合研究所、水素ステーション、水素供給、高圧水素、圧縮機、ギ酸、イリジウム |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 87801 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/12/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17744 |
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