新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、石炭火力発電から排出される温室効果ガスを一層削減するため、次世代ガス化システム技術の開発に着手すると発表した。石炭ガス化複合発電(IGCC)は、石炭をガス化してガスタービンで燃焼させるシステムで、石炭のガス化反応の熱源として石炭を部分燃焼させている。今回、開発に着手する技術は、この石炭ガス化反応の一部を、ガスタービン排熱を利用して作る水蒸気で促進させることで、冷ガス効率を向上させるというもの。水蒸気を抽気することで、蒸気タービンの出力は低下するものの、冷ガス効率の向上によりガスタービン出力が増加するため、システム全体での発電出力、送電端効率の向上が期待される。NEDOでは、IGCC(1,500℃級ガスタービンで送電端効率46~48%)を上回る高効率石炭ガス化発電システムが見通せる基盤技術の開発に取り組み、2030年頃の実用化を目指すという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース 【オンライン情報源2】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NEDO、次世代ガス化システム技術開発に着手 |
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日付1 |
刊行日: 2015/12/18 |
要約 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、石炭火力発電から排出される温室効果ガスを一層削減するため、次世代ガス化システム技術の開発に着手すると発表した。石炭ガス化複合発電(IGCC)は、石炭をガス化してガスタービンで燃焼させるシステムで、石炭のガス化反応の熱源として石炭を部分燃焼させている。今回、開発に着手する技術は、この石炭ガス化反応の一部を、ガスタービン排熱を利用して作る水蒸気で促進させることで、冷ガス効率を向上させるというもの。水蒸気を抽気することで、蒸気タービンの出力は低下するものの、冷ガス効率の向上によりガスタービン出力が増加するため、システム全体での発電出力、送電端効率の向上が期待される。NEDOでは、IGCC(1,500℃級ガスタービンで送電端効率46~48%)を上回る高効率石炭ガス化発電システムが見通せる基盤技術の開発に取り組み、2030年頃の実用化を目指すという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | IGCC、温室効果ガス、新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDO、石炭火力発電、タービン、技術、水蒸気 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 87899 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/12/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17783 |
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