国立環境研究所は、「内湾生態系における放射性核種の挙動と影響評価に関する研究」(研究代表者:堀口敏宏)の成果報告書を公表した。同報告書は、2011年3月11日の東日本大震災に付随して起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故後の東京湾における放射性核種による汚染について、放射性セシウム(134Cs及び137Cs)を中心に、その空間分布と経時変化を取りまとめたもの。放射性セシウムは、大気からの直接降下・沈着のほか、関東平野を含む流域への沈着後の河川等を経由した流入と福島沿岸水に含まれる核種の親潮(外洋水)からの供給を通じて東京湾の水質と底質を汚染したものの、底棲魚介類の汚染は軽微に留まったことが明らかになった。同研究成果により、原発事故由来の放射性核種による環境汚染の実態解明、その問題解決や改善が進むとともに、放射性核種による海洋汚染と潜在的な生物影響に関する学術研究の進展に資することが期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 報道発表 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 プロジェクト報告 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、内湾生態系における放射性核種の挙動等に関する研究プロジェクトの成果報告書を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2016/01/28 |
要約 | 国立環境研究所は、「内湾生態系における放射性核種の挙動と影響評価に関する研究」(研究代表者:堀口敏宏)の成果報告書を公表した。同報告書は、2011年3月11日の東日本大震災に付随して起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故後の東京湾における放射性核種による汚染について、放射性セシウム(134Cs及び137Cs)を中心に、その空間分布と経時変化を取りまとめたもの。放射性セシウムは、大気からの直接降下・沈着のほか、関東平野を含む流域への沈着後の河川等を経由した流入と福島沿岸水に含まれる核種の親潮(外洋水)からの供給を通じて東京湾の水質と底質を汚染したものの、底棲魚介類の汚染は軽微に留まったことが明らかになった。同研究成果により、原発事故由来の放射性核種による環境汚染の実態解明、その問題解決や改善が進むとともに、放射性核種による海洋汚染と潜在的な生物影響に関する学術研究の進展に資することが期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 放射性核種、国立環境研究所、水質、底質、海洋汚染、環境汚染、影響評価、放射性セシウム、生物影響 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 88383 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/01/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17984 |
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