海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が予定されている「東京ベイゾーン」周辺を対象として、樹木等の物理的作用を考慮可能な大気海洋結合モデルMSSGによる大規模数値シミュレーション(解像度5m、3ケース:緑地や土地建物の条件)を実施し、真夏の暑い日の風の流れ、気温、湿度等に及ぼす緑地の効果を定量的に解析した。その結果、海風が都心まで進入する様子が確認され、既存の緑地の効果による気温の低下の度合いが明らかとなった。また、競技会場を訪れる観客や住民等の歩行空間における暑さ指数(湿球黒球温度)の解析により、樹木の増加とあわせて芝生化等の地表面対策を施すことで、さらなる暑熱環境改善効果が期待されることが明らかとなった。なお、この研究は、環境省及び文部科学省からの協力要請に基づき、「東京都市圏における環境対策のモデル分析検討会」と連携する形で実施されている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 海洋研究開発機構(JAMSTEC) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | JAMSTEC、東京湾臨海部の緑地の効果を定量的に解析 |
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日付1 |
刊行日: 2016/03/31 |
要約 | 海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が予定されている「東京ベイゾーン」周辺を対象として、樹木等の物理的作用を考慮可能な大気海洋結合モデルMSSGによる大規模数値シミュレーション(解像度5m、3ケース:緑地や土地建物の条件)を実施し、真夏の暑い日の風の流れ、気温、湿度等に及ぼす緑地の効果を定量的に解析した。その結果、海風が都心まで進入する様子が確認され、既存の緑地の効果による気温の低下の度合いが明らかとなった。また、競技会場を訪れる観客や住民等の歩行空間における暑さ指数(湿球黒球温度)の解析により、樹木の増加とあわせて芝生化等の地表面対策を施すことで、さらなる暑熱環境改善効果が期待されることが明らかとなった。なお、この研究は、環境省及び文部科学省からの協力要請に基づき、「東京都市圏における環境対策のモデル分析検討会」と連携する形で実施されている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 自然環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 暑熱環境、気候変動、海洋研究開発機構、シミュレーション、都市圏、緑地、JAMSTEC、暑さ指数、オリンピック |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 89682 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/04/22 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=18700 |
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