環境省は、平成27年度被災地における海洋環境モニタリング調査結果を公表した。同調査は、東日本大震災に伴い流出した化学物質及び廃棄物並びに福島第一原子力発電所から漏出した放射性物質に起因して海洋環境中で汚染が生じる可能性のある項目について、その現状及び経年変化を把握することを目的としたもの。今回の継続モニタリング調査では、環境基準が設定されている項目については、いずれの測点においても海水及び底質ともに問題となる値はなく、その他の化学物質等も過年度の調査結果の範囲内又は同程度であった。また、放射性物質調査では、セシウム134及び137ともに経時的に濃度が減少する傾向が見られ、ストロンチウム90は平成23年度調査以降不検出又は検出限界値程度の低い値が続いている。さらに、追跡調査では、底質中の多環芳香族炭化水素の鉛直分布は、一部の測点を除き下層から表層に向けて濃度が減少する傾向が見られた。同省では、今後も継続してモニタリングを実施し、海洋環境の状況を把握するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境省 報道発表資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 環境省、平成27年度被災地における海洋環境モニタリング調査結果を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2016/05/10 |
要約 | 環境省は、平成27年度被災地における海洋環境モニタリング調査結果を公表した。同調査は、東日本大震災に伴い流出した化学物質及び廃棄物並びに福島第一原子力発電所から漏出した放射性物質に起因して海洋環境中で汚染が生じる可能性のある項目について、その現状及び経年変化を把握することを目的としたもの。今回の継続モニタリング調査では、環境基準が設定されている項目については、いずれの測点においても海水及び底質ともに問題となる値はなく、その他の化学物質等も過年度の調査結果の範囲内又は同程度であった。また、放射性物質調査では、セシウム134及び137ともに経時的に濃度が減少する傾向が見られ、ストロンチウム90は平成23年度調査以降不検出又は検出限界値程度の低い値が続いている。さらに、追跡調査では、底質中の多環芳香族炭化水素の鉛直分布は、一部の測点を除き下層から表層に向けて濃度が減少する傾向が見られた。同省では、今後も継続してモニタリングを実施し、海洋環境の状況を把握するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】環境省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】環境省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 多環芳香族炭化水素、化学物質、環境省、海洋環境、放射性物質、東日本大震災、被災地 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 89870 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/05/11 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=18863 |
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