カナダ環境・気候変動省は初めて、強制力のある全国大気汚染物質排出基準を主要産業施設に課す「多部門大気汚染物質規制」を最終決定した。この規制は、「大気質管理システム」(AQMS)の重要な要素として、連邦・州・準州の各政府や業界、NGO等が協議を重ね作成されたもので、世界的に大気質が極めて良好な同国が更なる大気質向上を図る。規制による効果として、今後19年間で窒素酸化物排出を2000キロトン(国内すべての乗用車とトラックの排出量約12年分に相当)削減するなど、スモッグや酸性雨の原因となる汚染物質の大幅削減が期待できる。健康面でも、2035年までに早死を数百件、喘息発作の日を約35万日、劣悪な大気質で活動が制限される日を100万日以上抑制できるという。規制は国内数千件の大気汚染源に適用され、具体的にボイラーやヒーター、セメント窯、定置エンジン(ガス圧縮用、バックアップ発電機用など)が対象となる。この規制により、石油・ガス産業の生産・加工活動から排出される窒素酸化物を40%削減できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 カナダ環境・気候変動省 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | カナダ環境・気候変動省、主要産業施設に適用される大気汚染物質排出基準を最終決定 |
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日付1 |
刊行日: 2016/06/27 |
要約 | カナダ環境・気候変動省は初めて、強制力のある全国大気汚染物質排出基準を主要産業施設に課す「多部門大気汚染物質規制」を最終決定した。この規制は、「大気質管理システム」(AQMS)の重要な要素として、連邦・州・準州の各政府や業界、NGO等が協議を重ね作成されたもので、世界的に大気質が極めて良好な同国が更なる大気質向上を図る。規制による効果として、今後19年間で窒素酸化物排出を2000キロトン(国内すべての乗用車とトラックの排出量約12年分に相当)削減するなど、スモッグや酸性雨の原因となる汚染物質の大幅削減が期待できる。健康面でも、2035年までに早死を数百件、喘息発作の日を約35万日、劣悪な大気質で活動が制限される日を100万日以上抑制できるという。規制は国内数千件の大気汚染源に適用され、具体的にボイラーやヒーター、セメント窯、定置エンジン(ガス圧縮用、バックアップ発電機用など)が対象となる。この規制により、石油・ガス産業の生産・加工活動から排出される窒素酸化物を40%削減できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】カナダ環境・気候変動省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】カナダ環境・気候変動省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:カナダ |
キーワード | 健康影響、大気汚染物質、排出規制、排出基準、大気質、産業施設、カナダ環境・気候変動省 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 90768 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/07/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=19327 |
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