北海道大学は、高知大学、森林総合研究所、シマフクロウ環境研究会及びタンチョウ保護研究グループとの共同研究で、絶滅危惧種のシマフクロウとタンチョウの営巣地周辺では、その他の場所に比べて草地・湿地性鳥類の種多様性などが高いことを明らかにした。大型のカリスマ種(高い関心を集めている生物)は、他の種も同時に保全することができる指標種(アンブレラ種)ではないかと考えられてきたが、これまで科学的な検証は限られていた。今回研究チームでは、北海道におけるカリスマ種であるシマフクロウとタンチョウについて、現地調査による営巣地点のデータと北海道の鳥類の多様性地図をもとに、指標種としての有効性を検証した。その結果、一般鳥類の多様性は、両種ともに非営巣地よりも営巣地の方が高いことがわかった。両種の生息地を相補的に保全・再生することで、森林性鳥類の保全のみならず、草地・湿地性鳥類の保全が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源2】 森林総合研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 北海道大など、シマフクロウとタンチョウの保全が他の鳥類の保全に寄与することを実証 |
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日付1 |
刊行日: 2016/07/29 |
要約 | 北海道大学は、高知大学、森林総合研究所、シマフクロウ環境研究会及びタンチョウ保護研究グループとの共同研究で、絶滅危惧種のシマフクロウとタンチョウの営巣地周辺では、その他の場所に比べて草地・湿地性鳥類の種多様性などが高いことを明らかにした。大型のカリスマ種(高い関心を集めている生物)は、他の種も同時に保全することができる指標種(アンブレラ種)ではないかと考えられてきたが、これまで科学的な検証は限られていた。今回研究チームでは、北海道におけるカリスマ種であるシマフクロウとタンチョウについて、現地調査による営巣地点のデータと北海道の鳥類の多様性地図をもとに、指標種としての有効性を検証した。その結果、一般鳥類の多様性は、両種ともに非営巣地よりも営巣地の方が高いことがわかった。両種の生息地を相補的に保全・再生することで、森林性鳥類の保全のみならず、草地・湿地性鳥類の保全が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】高知大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】高知大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】森林総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】森林総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】タンチョウ保護研究グループ 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】タンチョウ保護研究グループ 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 絶滅危惧種、北海道大学、鳥類、保全、指標種、タンチョウ、高知大学、シマフクロウ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 91304 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/08/08 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=19567 |
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