北海道大学は、酪農学園大学、森林総合研究所、東京農工大学との共同研究チームによる哺乳類8種の日周活動性(一日の活動パターン)の解析結果を発表した。同研究チームは、2012年6月から2014年6月にかけて、北海道支笏湖東岸の調査地域に、自動的に動物の写真を撮影する赤外線カメラを設置し、長期モニタリングを実施した(カメラトラップ調査)。その結果、調査対象とした哺乳類の日周活動性は、1)昼行型(エゾリス)、2)夜行型(タヌキ、アライグマ)、3)薄明薄暮型(エゾシカ、ユキウサギ)、4)一日中型(ヒグマ、キタキツネ、ホンドテン)に区分できることが分かった。また、昼行型と夜行型の哺乳類の日周活動性は季節的に変化しないが、薄明薄暮型や一日中型では季節変化がみられることを明らかにした。この成果は、膨大なデータで北海道を代表する哺乳類の基礎生態を明らかにするとともに、野生動物管理にも大きく役立つ知見を提供するものであるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源2】 森林総合研究所 プレスリリース 【オンライン情報源3】 東京農工大学 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 北海道大など、赤外線カメラを用いた野生哺乳類の活動性に関する研究成果を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2016/10/13 |
要約 | 北海道大学は、酪農学園大学、森林総合研究所、東京農工大学との共同研究チームによる哺乳類8種の日周活動性(一日の活動パターン)の解析結果を発表した。同研究チームは、2012年6月から2014年6月にかけて、北海道支笏湖東岸の調査地域に、自動的に動物の写真を撮影する赤外線カメラを設置し、長期モニタリングを実施した(カメラトラップ調査)。その結果、調査対象とした哺乳類の日周活動性は、1)昼行型(エゾリス)、2)夜行型(タヌキ、アライグマ)、3)薄明薄暮型(エゾシカ、ユキウサギ)、4)一日中型(ヒグマ、キタキツネ、ホンドテン)に区分できることが分かった。また、昼行型と夜行型の哺乳類の日周活動性は季節的に変化しないが、薄明薄暮型や一日中型では季節変化がみられることを明らかにした。この成果は、膨大なデータで北海道を代表する哺乳類の基礎生態を明らかにするとともに、野生動物管理にも大きく役立つ知見を提供するものであるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】酪農学園大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】酪農学園大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】森林総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】森林総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】東京農工大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京農工大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | モニタリング、森林総合研究所、北海道大学、哺乳類、東京農工大学、酪農学園大学、赤外線カメラ、日周活動性 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 92217 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/10/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=20069 |
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