国際海事機関(IMO)は、ロンドンで開催された第70回海洋環境保護委員会で、2020年1月1日から船舶用燃料油の硫黄含有量を削減することを決定した。燃料油中の硫黄分の上限を、現在の3.5%から0.5%へと大幅に引き下げる。キータック・リムIMO事務局長は、これによる硫黄酸化物(SOx)排出削減が環境にも人間の健康にも大きなメリットをもたらすものと期待している。船舶汚染防止国際条約(MARPOL条約)附属書VIは船舶からのSOxや窒素酸化物などの排出を減らすための段階的削減強化を規定しており、2020年からの規制強化に当たり、規制に適合する燃料油が出回るかどうかを2018年までに調査することになっていた。この調査が2016年に完了し、2020年の規制強化が可能と判断された。基準改定後、船舶は、主エンジン、補助エンジンおよびボイラー用の燃料として、硫黄分0.5%以下の燃料油、SOx排出が極めて少ない天然ガス、メタノール燃料のいずれかを使用するか、または排ガス浄化装置などを使ってSOx排出基準を満たすことが義務付けられる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国際海事機関(IMO) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国際海事機関、2020年から船舶用燃料油の硫黄含有量を削減することを決定 |
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日付1 |
刊行日: 2016/10/28 |
要約 | 国際海事機関(IMO)は、ロンドンで開催された第70回海洋環境保護委員会で、2020年1月1日から船舶用燃料油の硫黄含有量を削減することを決定した。燃料油中の硫黄分の上限を、現在の3.5%から0.5%へと大幅に引き下げる。キータック・リムIMO事務局長は、これによる硫黄酸化物(SOx)排出削減が環境にも人間の健康にも大きなメリットをもたらすものと期待している。船舶汚染防止国際条約(MARPOL条約)附属書VIは船舶からのSOxや窒素酸化物などの排出を減らすための段階的削減強化を規定しており、2020年からの規制強化に当たり、規制に適合する燃料油が出回るかどうかを2018年までに調査することになっていた。この調査が2016年に完了し、2020年の規制強化が可能と判断された。基準改定後、船舶は、主エンジン、補助エンジンおよびボイラー用の燃料として、硫黄分0.5%以下の燃料油、SOx排出が極めて少ない天然ガス、メタノール燃料のいずれかを使用するか、または排ガス浄化装置などを使ってSOx排出基準を満たすことが義務付けられる。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国際海事機関(IMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国際海事機関(IMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 船舶、SOx、燃料、IMO、硫黄、排出削減、排ガス、MARPOL条約 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 92466 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/11/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=20187 |
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