海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、京都大学、防衛大学校及び埼玉工業大学と共同で、海洋性細菌ノボスフィンゴビウム MBES04株に由来する5つの酵素を組み合わせた反応により、様々なバイオプラスチックにも変換できる機能性化学品を生産する方法を見いだした。近年、非可食バイオマス(木材など)に多量に含まれるリグニンは、化石資源に替わる新しい化学品原料として大きな期待を集めている。今回研究グループは、天然リグニンから、2種類のフェニルプロパノンモノマーを選択的に得ることに成功した。また、今回の成果から、天然リグニンを原料とするフェニルプロパノンモノマーの酵素生産の可能性は元より、簡便な有機化学反応により、新規なビスフェノール類、ビニルモノマーとその重合物、工業原料として有用なアルコール類などのさまざまな誘導体が得られることが示唆されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 海洋研究開発機構(JAMSTEC) プレスリリース 【オンライン情報源2】 京都大学 研究成果 【オンライン情報源3】 科学技術振興機構(JST) 共同発表 【オンライン情報源4】 科学技術振興機構(JST) 共同発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | JAMSTECなど、海洋性細菌の酵素でリグニンから機能性化学品を生産する方法を発見 |
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日付1 |
刊行日: 2016/12/20 |
要約 | 海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、京都大学、防衛大学校及び埼玉工業大学と共同で、海洋性細菌ノボスフィンゴビウム MBES04株に由来する5つの酵素を組み合わせた反応により、様々なバイオプラスチックにも変換できる機能性化学品を生産する方法を見いだした。近年、非可食バイオマス(木材など)に多量に含まれるリグニンは、化石資源に替わる新しい化学品原料として大きな期待を集めている。今回研究グループは、天然リグニンから、2種類のフェニルプロパノンモノマーを選択的に得ることに成功した。また、今回の成果から、天然リグニンを原料とするフェニルプロパノンモノマーの酵素生産の可能性は元より、簡便な有機化学反応により、新規なビスフェノール類、ビニルモノマーとその重合物、工業原料として有用なアルコール類などのさまざまな誘導体が得られることが示唆されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構(JAMSTEC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】京都大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】京都大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】防衛大学校 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】防衛大学校 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】埼玉工業大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】埼玉工業大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 埼玉工業大学、海洋研究開発機構、京都大学、木材、リグニン、バイオプラスチック、酵素、JAMSTEC、化学品、防衛大学校 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 93178 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/12/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=20550 |
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