ボン条約(CMS)は、中央アジアの移動性野生動物の保護のため、動物の移動ルートと道路や鉄道、パイプラインなど線状のインフラとを合わせた地図を初めて作成する。こうした移動障壁は、ガゼルやアンテロープなどの移動性大型哺乳動物の生息地や移動経路を分断するため、個体数の大幅な減少を招きかねない。モンゴルでは、2015年の厳冬期にモウコガゼル5300頭以上がモンゴル横断鉄道の柵を越える移動ができずに死んだという。そこで、CMSとドイツ連邦自然保護庁(BfN)、野生動物保護協会などが協力し、重要な10か国10種の野生動物種の生息域、分布、移動パターンと、その移動を妨げる既存及び計画中の線状インフラ構築物を地図化し、障害の回避や軽減のための勧告を作成した。これにより、インフラ建設計画の早い段階で効果的な配慮をしやすくなるという。CMSは、世界各地の専門家による審査と確認を済ませた後、この地図をウェブサイト上で公開し、中央アジアの移動性哺乳類の保護のために各国政府や産業界、研究者らの利用に供するとしている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ボン条約(CMS) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ボン条約、中央アジアの移動性野生動物に関する初の移動地図を作成 |
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日付1 |
刊行日: 2017/05/04 |
要約 | ボン条約(CMS)は、中央アジアの移動性野生動物の保護のため、動物の移動ルートと道路や鉄道、パイプラインなど線状のインフラとを合わせた地図を初めて作成する。こうした移動障壁は、ガゼルやアンテロープなどの移動性大型哺乳動物の生息地や移動経路を分断するため、個体数の大幅な減少を招きかねない。モンゴルでは、2015年の厳冬期にモウコガゼル5300頭以上がモンゴル横断鉄道の柵を越える移動ができずに死んだという。そこで、CMSとドイツ連邦自然保護庁(BfN)、野生動物保護協会などが協力し、重要な10か国10種の野生動物種の生息域、分布、移動パターンと、その移動を妨げる既存及び計画中の線状インフラ構築物を地図化し、障害の回避や軽減のための勧告を作成した。これにより、インフラ建設計画の早い段階で効果的な配慮をしやすくなるという。CMSは、世界各地の専門家による審査と確認を済ませた後、この地図をウェブサイト上で公開し、中央アジアの移動性哺乳類の保護のために各国政府や産業界、研究者らの利用に供するとしている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ボン条約(CMS) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ボン条約(CMS) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 野生動物保護協会、生息地、地図、ボン条約、移動性野生動物、中央アジア、移動経路、ドイツ連邦自然保護庁、CMS、BfN |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 94782 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/05/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=21534 |
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