九州大学は、海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所、五洋建設(株)と共同で、高圧脱水固化処理装置を開発し、高含水比の浚渫土砂をブロック化することに成功した。船舶の大型化や安全運航を達成して航路を維持するため、底面を浚って土砂などを取り去る土木工事が行われているが、その度に大量の浚渫土砂が発生している。今回の研究は、脱水を促進させるための脱水棒を製作するなどして「固化材混合ならびに高圧脱水固化による高強度化メカニズム」の大型化を進めたもの。山口県宇部港で浚渫された含水比200%の土砂を対象に、固化材を乾燥添加率で40%混合した後、49本の脱水棒を設置した高圧脱水固化処理装置を用いて5MPaの圧力で、浚渫土砂ブロックを製造することに成功した。この技術を用いることで、浚渫土砂を大型海洋ブロック構造体として大量処分することが可能となり、浚渫土砂の減容化、土砂処分場の不要化、航路の大水深化によるコンテナ船の大型化が実現でき、ゼロエミッション港湾の構築も促進できるようになるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 九州大学 研究成果 【オンライン情報源2】 九州大学 プレスリリース(PDF:358KB) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 九州大など、高圧脱水固化処理装置を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2017/08/24 |
要約 | 九州大学は、海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所、五洋建設(株)と共同で、高圧脱水固化処理装置を開発し、高含水比の浚渫土砂をブロック化することに成功した。船舶の大型化や安全運航を達成して航路を維持するため、底面を浚って土砂などを取り去る土木工事が行われているが、その度に大量の浚渫土砂が発生している。今回の研究は、脱水を促進させるための脱水棒を製作するなどして「固化材混合ならびに高圧脱水固化による高強度化メカニズム」の大型化を進めたもの。山口県宇部港で浚渫された含水比200%の土砂を対象に、固化材を乾燥添加率で40%混合した後、49本の脱水棒を設置した高圧脱水固化処理装置を用いて5MPaの圧力で、浚渫土砂ブロックを製造することに成功した。この技術を用いることで、浚渫土砂を大型海洋ブロック構造体として大量処分することが可能となり、浚渫土砂の減容化、土砂処分場の不要化、航路の大水深化によるコンテナ船の大型化が実現でき、ゼロエミッション港湾の構築も促進できるようになるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】五洋建設(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】五洋建設(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 五洋建設、リサイクル、九州大学、ゼロエミッション、ブロック、減容化、浚渫土砂、港湾空港技術研究所、固化、脱水処理 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 96344 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/08/31 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=22357 |
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