九州大学、理化学研究所、東京大学、東京工業大学、宮崎大学、北海道大学、立教大学の共同研究グループは、長寿命放射性核種のジルコニウム-93(93Zr)について、基礎データを取得することに成功した。内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の研究開発プログラム「核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」では、放射性廃棄物から有用元素を回収し資源として利用する方法や、長寿命核分裂生成物(LLFP)を取り出して、短寿命核種もしくは安定核種に核変換することにより放射能を減らす方法を開発している。今回共同研究グループは、有用な元素の1つとして、燃料電池や酸素センサなどの材料にも利用されるジルコニウム(Zr)に注目した。153万年という非常に長い寿命を持つ93Zrから生成された核種は、安定核種が約39%、半減期が1年以下の核種が約57%、1~30年が約0.1%、30年を超えるものが5%以下であることが明らかになった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 九州大学 研究成果 【オンライン情報源2】 科学技術振興機構(JST) 共同発表 |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 九州大など、ジルコニウム-93の核変換・資源化のための基礎データ取得に成功 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2017/09/11 |
要約 | 九州大学、理化学研究所、東京大学、東京工業大学、宮崎大学、北海道大学、立教大学の共同研究グループは、長寿命放射性核種のジルコニウム-93(93Zr)について、基礎データを取得することに成功した。内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の研究開発プログラム「核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」では、放射性廃棄物から有用元素を回収し資源として利用する方法や、長寿命核分裂生成物(LLFP)を取り出して、短寿命核種もしくは安定核種に核変換することにより放射能を減らす方法を開発している。今回共同研究グループは、有用な元素の1つとして、燃料電池や酸素センサなどの材料にも利用されるジルコニウム(Zr)に注目した。153万年という非常に長い寿命を持つ93Zrから生成された核種は、安定核種が約39%、半減期が1年以下の核種が約57%、1~30年が約0.1%、30年を超えるものが5%以下であることが明らかになった。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】理化学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】理化学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】科学技術振興機構(JST) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】科学技術振興機構(JST) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 理化学研究所、九州大学、資源化、放射能、半減期、放射性廃棄物、ジルコニウム、有用元素 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 96541 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/09/19 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=22497 |
---|