国連環境計画(UNEP)は、成長が続く建物・建設部門について、2030年までに床面積1平方メートルあたりのエネルギー強度を30%改善しなければパリ協定の目標達成への軌道にとどまれないと報じた。今後2060年までの40年間で新たに建設される建物の延床面積は総計2300億平方メートルに達するとみられており、この大部分が立地するのは建物のエネルギー基準が義務付けられていない国だという。UNEPは、エネルギー強度を30%改善するためには、今後10年以内に世界的な建築物基準としてエネルギー消費量とCO2排出量をほぼゼロにすることが必要になると説明した。同時にUNEPは、高効率な建物の建築や建物エンベロープ(壁や窓など、建物の内と外の熱を隔てる構造物)の改良によって2015年のG20全体の最終エネルギー消費量を上回るほどの膨大なエネルギーを節約できる可能性があることにも言及した。また、ゼロエネルギー・ビルや廃棄物リサイクルなど世界の成功事例も取り上げ、省エネで低炭素型の解決策は多いとして、取組を強化すればパリ協定の目標の達成は可能であることを強調した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連環境計画、建設部門の成長に伴い建物のエネルギー効率改善が急務と報告 |
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日付1 |
刊行日: 2017/12/11 |
要約 | 国連環境計画(UNEP)は、成長が続く建物・建設部門について、2030年までに床面積1平方メートルあたりのエネルギー強度を30%改善しなければパリ協定の目標達成への軌道にとどまれないと報じた。今後2060年までの40年間で新たに建設される建物の延床面積は総計2300億平方メートルに達するとみられており、この大部分が立地するのは建物のエネルギー基準が義務付けられていない国だという。UNEPは、エネルギー強度を30%改善するためには、今後10年以内に世界的な建築物基準としてエネルギー消費量とCO2排出量をほぼゼロにすることが必要になると説明した。同時にUNEPは、高効率な建物の建築や建物エンベロープ(壁や窓など、建物の内と外の熱を隔てる構造物)の改良によって2015年のG20全体の最終エネルギー消費量を上回るほどの膨大なエネルギーを節約できる可能性があることにも言及した。また、ゼロエネルギー・ビルや廃棄物リサイクルなど世界の成功事例も取り上げ、省エネで低炭素型の解決策は多いとして、取組を強化すればパリ協定の目標の達成は可能であることを強調した。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | パリ協定、CO2排出量、建築物、エネルギー効率、国連環境計画、UNEP、建物、建設、低炭素型、エネルギー消費量 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 97749 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/12/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=23162 |
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