イギリス気象庁(MetOffice)は、最新の10年予報で、2018~2022年の世界の平均気温は産業化前(1850~1900年の平均)より1℃高くなり、さらに、約10%の確率で、少なくとも1年は1.5℃を超過する可能性があると示した。世界の温暖化を1.5℃に抑える努力を追求するというパリ協定の目標は、あくまで「長期平均」の目標だとしながらも、一時的にはこの値を超過する可能性があるという。同庁の主任研究員は、「過去3年間、世界の平均気温が産業化前より約1℃高くなっているため、この先5年間のどこかで1.5℃を超過する可能性はある」と述べる。また、長期予報の責任者は、「世界の高温パターンは継続的に1.5℃を超えるものとは違う」と述べ、太平洋で大規模なエルニーニョが発生すれば早い時期に単年で1.5℃超えとなりやすいと指摘した。ただし、温室効果ガスの排出が続く中、将来的には1.5℃以上の年が複数現れる可能性は高まりそうだ、との見方を示している。同庁は2017年9月、温暖化の減速期は終わったと報告していた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース 【オンライン情報源2】 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース(2017年9月18日) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | イギリス気象庁、2022年までに産業化前より1.5℃高い年が発生する可能性を指摘 |
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日付1 |
刊行日: 2018/01/31 |
要約 | イギリス気象庁(MetOffice)は、最新の10年予報で、2018~2022年の世界の平均気温は産業化前(1850~1900年の平均)より1℃高くなり、さらに、約10%の確率で、少なくとも1年は1.5℃を超過する可能性があると示した。世界の温暖化を1.5℃に抑える努力を追求するというパリ協定の目標は、あくまで「長期平均」の目標だとしながらも、一時的にはこの値を超過する可能性があるという。同庁の主任研究員は、「過去3年間、世界の平均気温が産業化前より約1℃高くなっているため、この先5年間のどこかで1.5℃を超過する可能性はある」と述べる。また、長期予報の責任者は、「世界の高温パターンは継続的に1.5℃を超えるものとは違う」と述べ、太平洋で大規模なエルニーニョが発生すれば早い時期に単年で1.5℃超えとなりやすいと指摘した。ただし、温室効果ガスの排出が続く中、将来的には1.5℃以上の年が複数現れる可能性は高まりそうだ、との見方を示している。同庁は2017年9月、温暖化の減速期は終わったと報告していた。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】イギリス気象庁(MetOffice) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】イギリス気象庁(MetOffice) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):イギリス |
キーワード | 温室効果ガス、イギリス気象庁、エルニーニョ現象、温暖化、気温上昇、MetOffice、パリ協定 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 98335 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/02/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=23470 |
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