ドイツ政府、エネルギー効率の高い建築物の建築・改修への支援を強化
発表日:2020.01.24
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)は、ドイツ復興金融公庫(KfW)と実施している「CO2建築物改修」プログラムの下、エネルギー効率の高い建築物の新築と改修への助成条件を2020年1月24日以降、改善すると発表した。改善点は、1)住居用建築物の改修のための借り入れに対する返済助成金を12.5%、投資助成金を10%増額、2)住居用建築物の新築では同助成金を10%増額、3)非住居用建築物の改修には同助成金を10%増額、4)エネルギー効率の高い住居用建築物の新築・改修に対する助成最高額を10万ユーロから12万ユーロに増額。個人、企業、自治体がこの恩恵を受けられる。政府はこの助成プログラムへのアクセスの簡素化と透明化のため「エネルギー効率助成ガイドライン」を策定する。また、2020年1月1日には石油を利用する暖房設備への助成が廃止される。新規暖房設備を検討している住宅所有者は連邦経済・輸出管理庁(BAFA)に照会でき、気候保護プログラム2030で承認された石油暖房設備交換ボーナスも申請できる。
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