イギリス、地域でのソーラー発電や省エネ設備の導入等を支援
発表日:2010.02.04
イギリス政府は、グリーン技術の導入を支援するため、12のコミュニティに対して、低炭素コミュニティチャレンジ助成基金から各々50万ポンドを助成すると発表した。助成金は、ソーラー発電や水力発電の導入、省エネのための断熱工事の実施等に充てられる。今回、助成を受けるのは、イングランド初の炭素中立コミュニティを目指すアシュトン・ヘイス(再生可能エネルギーのコジェネレーション施設、学校でのソーラー発電の導入等)、木質ペレット暖房やソーラー発電、水力発電の導入を目指すエクスムーア国立公園、風力発電やバイオディーゼル・スタンド、ゼロ・カーボンカフェの設置を計画している南ウェールズのアッパー・アマンとスウォンジーなど。CO2排出量を削減するとともに、エネルギー代を節約し、地域によっては生産したエネルギーから収入を得るという効果が期待されている。なお、2009年12月には、この基金の助成を受ける最初の10団体が発表されており、今回発表された団体と合わせて、22団体が助成を受けることになる。