オーストラリア、気候変動対策のための森林パートナーシップに参加
発表日:2022.11.10
オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW)は、同国が国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)で発足した「森林と気候のリーダーパートナーシップ」の創設メンバーとなったことを報告した。同パートナーシップは「森林・土地利用に関するグラスゴー・リーダーズ宣言」の取り組みを推進し、パリ協定と国連の世界森林目標の達成を支援することを目的としていて、同国の他、カナダ、エクアドル、フィンランド、ガボン、ノルウェー、韓国、イギリス、アメリカがメンバーとなった。同国には1億3,000万ヘクタール以上の原生林があり、同国政府はこれらの生態系の保護、管理、回復のために強力な行動をとっている。同国は2020年までの10年間で森林面積を440万ヘクタール増加させ、これはこの期間に増加した国の中で2番目に大きなものである。同パートナーシップへの参加は、2030年までに同国の陸地の30%、海洋地域の30%を保護・保全するという公約を再確認するものとなった。
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