米国でのプラグイン電気自動車の普及促進に向け、州レベルのワークショップで関係者が議論
発表日:2012.06.25
ワシントン州運輸局と気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)の共催により、2012年6月25・26日、ノースカロライナ州の州都ローリーで、プラグイン電気自動車(PEV)の普及に向けた州レベルの戦略を検討するワークショップが開催される。このワークショップには、ワシントン州など8州の運輸当局、政府運輸省、ローリー市の代表などが参加する予定で、PEV充電に必要なインフラ整備に向けて各州のニーズを明確にし、費用対効果の高い戦略を立案するのに役立つ「自己診断ツール」の開発を目指すという。C2ESは2012年3月に自動車メーカー、電気事業者、議員、環境保護活動家等からなる「PEV対話グループ」を組織し、PEVを米国内の送配電網に組み入れる行動計画を公表した。また、エネルギー省のクリーンシティ・プログラムと連携して、事業用・家庭用の充電ステーション普及促進のために自治体支援も行っている。PEVは、アメリカ国内で既に約10社が販売を開始しており、今後2年間で主要自動車メーカー全社が発売する予定だという。
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