マツダ(株)、世界初の水素ハイブリッド自動車の国土交通大臣認定を取得
発表日:2008.06.20
マツダ(株)は、世界初の水素ハイブリッド自動車について、国土交通大臣認定を取得したと発表した。この自動車は、同社が2006年に世界で初めてリース販売を開始した水素ロータリーエンジン車の「デュアルフューエルシステム」(運転席でのスイッチの切り替えにより、水素でもガソリンでも走行できるシステム)を継承し、さらに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載することで、出力を約40%向上するとともに、水素での航続距離を200kmに倍増した。また、内装プラスチック部品やシート表皮にCO2排出削減に貢献できる植物由来素材を採用するなど、同社独自の多くの環境技術を採用している。同社では今後、公道走行試験を行い、2008年度中のリース販売開始を目指すという。なお、「G8北海道洞爺湖サミット」期間中の「環境ショーケース」でも展示・デモンストレーション走行が行われる。
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