森ビル(株)、六本木ヒルズで次世代の省エネルギー型冷却装置システムを稼動
発表日:2008.06.27
森ビル(株)は、六本木ヒルズで次世代の省エネルギー型冷却装置システムを本格稼動した。このシステムは、ベタツキを感じないほどの超微細な水滴(ミスト)をノズルから噴霧し、その水滴の気化熱によって冷涼感が得られる装置。消費電力量がエアコンの約1/30と環境負担が軽く、2005年の「愛知万博(愛・地球博)」で暑さ対策の一環として導入され、その後もヒートアイランド対策として自治体が装置導入に補助金を設けるなど、次世代の省エネルギー型冷却装置として注目されている。同社では、来街者の快適性向上および省エネルギー推進の観点で、2006年夏から六本木ヒルズに導入しており、2008年6月27日(金)より自動制御運転を開始した。六本木ヒルズでの具体的な導入効果としては、噴霧エリアの気温を約1~3℃低下させるほか、来街者の91%が快適と感じていることなどが実証されている。
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