経済産業省は、平成25年4月11日にモンゴルのウランバートルで開催された、二国間オフセット・クレジット制度（JCM/BOCM）に関する第1回日・モンゴル合同委員会の結果を公表した。同制度は、我が国の低炭素技術や製品の移転を通じた相手国での温室効果ガスの排出削減・吸収への貢献を適切に評価し、日本の削減目標に活用する仕組み。今回、同年1月8日に署名された二国間文書に基づき、合同委員会を開催。その結果、二国間オフセット・クレジット制度に関する基本的なルールや同委員会の運営規則が採択された。同省では今後、モンゴル国との二国間オフセット・クレジット制度の本格的な運用を通じて、モンゴル国内における温室効果ガス排出削減に協力することにより、地球規模での温暖化防止に向けた努力に貢献していくという。