埼玉県、平成23(2011)年度埼玉県温室効果ガス排出量(速報値)を公表
発表日:2013.05.22
埼玉県は、同県内における平成23(2011)年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表した。これは、「温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算)」を各種エネルギー使用量などに基づき推計し、算定したもの。今回、平成23年度の温室効果ガス排出量(速報値)は4,218万トン-CO2で、前年度比で197万トン-CO2(4.9%)増加、基準年である平成17(2005)年度比で、1.8%の減少となった。前年度比で増加した要因は、東日本大震災の影響に伴う原子力発電所の停止による火力発電の増加で、同発電によるCO2排出量増が、企業・家庭の省エネ努力を大幅に上回ったためとしている。同県では、ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050(埼玉県地球温暖化対策実行計画)で平成32(2020)年度までに排出量を平成17(2005)年度比25%削減目標を掲げており、更に23.2%の削減が必要であるが、エネルギー事情の大幅な変化を踏まえ、同計画の見直し作業を進めるという。
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