名古屋市、2011年度温室効果ガス排出量の調査結果を公表
発表日:2014.03.25
名古屋市は、2011年度の温室効果ガス排出量の調査結果を公表した。これは、「低炭素都市なごや戦略実行計画」の進行管理として、とりまとめたもの。2011年度の温室効果ガス排出量(確定値)は1,518万トン-CO2となり、基準年度(1990年度)から12.7%減少し、前年度と比較すると11.2%増加した。2011年度は、東日本大震災の影響等によって電力需給がひっ迫し、市民・事業者の省エネ意識が高まったことにより、エネルギー消費量は前年度と比べて減少した。しかしながら、原子力発電所の停止等により火力発電量が増加し、電力原単位が悪化したため、全体として温室効果ガス排出量が前年度よりも増加したという。一方、2012年度の温室効果ガス排出量の速報値は、1,350万トン-CO2となり、基準年度から22.4%減少し、前年度と比較すると11.1%減少したという。
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