トヨタ自動車(株)、豊田市で工場排熱など共有・有効活用するエネルギーシステム構築の検討を開始
発表日:2013.07.11
トヨタ自動車(株)は、豊田市で同社の工場と周辺の中小規模工場を包含し、工場排熱や発電電力を工業団地内で共有・有効活用するエネルギーシステムの構築の検討を始めると発表した。これは、経済産業省が推進している「次世代エネルギー・社会システム実証事業」のひとつである「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環で、同省の支援のもと、地域のエネルギー会社と連携し、産官学の検討体制で推進するもの。2014年度の実証開始を目指し、2013年7月よりマスタープラン策定とフィージビリティスタディを実施する。具体的な取り組みの概要は以下の通り。1)熱・電力利用の最適化・最小化、2)電力ピークの抑制、3)既存物品物流を活用した、経済性に優れるエネルギー共有システム、4)経済性を確保したスマートエネルギーシステムのビジネスモデル確立、5)地域・交通を情報で結び電力の需給バランスを調整するEDMSと、工業団地での熱と電力の共有化を図るFEMSの連係による低炭素社会の実現。
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