三菱電機(株)、混合プラスチックの高純度選別技術による使用済み家電製品の「自己循環リサイクル」を開始
発表日:2008.08.20
三菱電機(株)は、使用済み家電製品を自己循環リサイクルする日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を2009年秋に開始すると発表した。これは、使用済み家電製品のリサイクルで破砕した複数のプラスチックが混在する混合プラスチックから、家電製品の主要3大プラスチックであるPP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)を99%以上の高純度で自動選別する、独自の比重選別技術と静電選別技術を適用して、年に約6,400トンを同社家電製品に再利用するというもの。これにより、プラスチックの自己循環リサイクル量は現在の10倍以上となる見込みという。
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