神奈川県、微小粒子状物質(PM2.5)の新たな高濃度予報を開始
発表日:2013.12.04
神奈川県は、微小粒子状物質(PM2.5)の新たな高濃度予報を、平成25年12月5日から開始すると発表した。同県では、大気汚染物質であるPM2.5について、高い濃度になる場合に備えて平成25年3月9日から毎朝8時に高濃度予報を行っている。今回、環境省の専門家会合がとりまとめた「注意喚起のための暫定的な指針の判断方法の改善について」に基づき、12月5日から、午後1時の高濃度予報を新たに追加した。追加した予報では、県内の一般環境測定局における午前5時から12時までの1時間値の平均値が80μg/m3を超えた測定局がある場合に、国の暫定指針値(日平均値70μg/m3)を超えるおそれがあると判定し、午後1時までに、県内全域を対象に注意喚起を行う。注意喚起する項目及び周知の方法は、朝8時の高濃度予報と同様である。同県では今後、同県や他自治体の運用状況、国で集積される知見等を踏まえ、高濃度予報の判断基準や周知の方法などを適宜見直していくという。
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