京都市は、「京都市地球温暖化対策計画＜2011－2020＞」を改定したと発表した。同市では、「京都市地球温暖化対策条例」に基づき、持続可能な発展が可能となる低炭素社会の実現を目指し、平成23年3月に「京都市地球温暖化対策計画」を策定し、地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進している。今回、地球温暖化対策の更なる強化を図るため、同計画を改定した。改訂内容は、1）平成25年12月に策定された「京都市エネルギー政策推進のための戦略」の反映等による取組の強化・充実、2）施策の進行管理手法の見直し：電気事業者の電源構成の変動という外部要因によって、市内の温室効果ガス排出量が大きく変動することから、多面的な進行管理指標を設定し、取組成果の「見える化」を図る。同市では、同計画の冊子を、各区役所・区役所支所の「エコまちステーション」及び市役所庁舎案内所等で4月上旬から配布するという。