環境省、都市計画道路 阿久根薩摩川内線に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2014.05.01
環境省は、鹿児島県阿久根市及び薩摩川内市において実施予定の「都市計画道路 阿久根薩摩川内線」に係る環境影響評価書について、平成26年5月1日付けで国土交通大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、南九州西回り自動車道の一環として、一般国道3号及び肥薩おれんじ鉄道と並行して約18kmの自動車専用道路を設置するもので、対象事業実施区域内及びその周辺には、重要な鳥類(猛禽類)の生息等が確認されている区域が含まれている。今回の環境大臣意見では、1)総論:環境保全措置の具体化に当たっての検討について透明性及び客観性を確保した方法で実施すること、2)動物:重要な猛禽類について工事前に加え工事中にもモニタリング調査を実施し必要があれば適切な措置を講じること、3)騒音:建設機械の稼働及び供用中の自動車走行に係る騒音について、環境影響をできる限り回避又は低減するため適切な措置を講じること、等を求めている。
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