JFEエンジニアリング(株)、福島県土湯温泉への温泉バイナリー発電設備を受注
発表日:2014.05.22
JFEエンジニアリング(株)は、つちゆ温泉エナジー(株)から福島県土湯温泉における温泉バイナリー発電設備の設計・建設を受注したと発表した。温泉バイナリー発電システムは、温泉熱を用いて低沸点媒体を沸騰させタービンを回し発電する設備で、源泉から噴出する熱水の成分や流量を変動させることなく発電を行えるため、発電後の熱水の温泉利用に影響を与えないとしている。土湯温泉町では、「自然エネルギーにより温泉街の魅力を高める」という方針のもと、東日本大震災からの復興に向けた様々な取組を実施している。同社では、その取組みの一つである温泉発電について、環境省の事業化調査に参画し、温泉協同組合や地元企業とともに導入の検討を進めてきた。今回、福島県福島市土湯温泉地区に発電端出力400kW・送電端350kWの水冷式バイナリー方式発電設備を設置する。平成26年7月から建設を開始し、平成27年6月に完成する予定という。
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